話題に関する言葉➁ N1,N2の文法

～にしたって

［動―辞書形、ない形／名］

◎ ～の場合でも

ファーストクラスにしたって、飛行機に乗っている時間は変わらない。

～にしたところで

～といえば

［動／い形／な形／名］

◎ ～についていえば

もう秋ですね。秋といえば、去年の紅葉はきれいでしたね。

❢ ここは便利といえば便利ですが、電車の音が気になります。

▶ 「AといえばA」のように同じ言葉を使い、「Aということもできる」という意味を表す。

～というと

［名］

◎ ～についていえば

「この前、林先生に会いました。」
     「林先生というと、イギリスに言ったあの先生のことですか？」

▶ 相手の話に出てきたことを話題にする時に使う。

ブティックというとかっこいいが、古くさい店だ。

▶ 「その言葉を使えば」の意味もある。

⇒ 「どうして～かというと」 ＝ その原因や理由を言う場合に使う。

どうして彼女が来ないかというと、彼女は先週国に帰ったからです。

～なら

［名］

◎ ～についていえば

「田中さんはいらっしゃいますか。」
     「田中さんならもう帰りましたよ。」

▶ 相手の話題に出てきた言葉を受けて言う場合に使う。

～といったら

［名］

◎ ～についていえば

その美しさと言ったら、言葉では表せないほどでした。

▶ 程度を強調する。

～ときたら

［名］

◎ ～についていえば

うちの息子ときたら、毎日ゲームばかりしている。

▶ 人に対して避難の気持ちを表す。